【2024年】現場支援向けスマートグラス5選を徹底比較!選定ポイントも解説

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2024年問題による残業規制や少子高齢化を背景に、作業者一人一人の業務効率化、多能工実現のための新人・異動者の作業内容の早期キャッチアップが多くの事業者で課題となっております。その解決策として、動画マニュアルを整備して、企業に存在するノウハウを短時間に効果的に新任者に習得してもらう事が注目されています。

しかし、動画マニュアルの多くのケースが作業しながら観覧することに最適化されておらず、机上や配属前教育で使われても、なかなか現場作業しながら参照することには優れていません。「スマホ片手にドキュメント確認はちょっと・・・」「現場にディスプライを置く場所がない」など、せっかく時間をかけて作った動画マニュアルが、十分活用できていないことが多いのではないでしょうか。

そんなときに検討したいのが、ディスプレイを自由自在に持ち運び、ハンズフリーでマニュアルを観覧できるスマートグラスです!

そこで本記事では、実際に使用して厳選した、おすすめできるスマートグラス、特に現場作業用途での5選をご紹介します!

選定ポイントも合わせて解説するので、比較検討の参考にしてください。

目次

1. 現場支援用途のスマートグラスのメリットとは?エンターテイメント向けとの違いは?

スマートグラスとは、コンピューターやインターネットに接続できるように設計された、頭からかぶる/ 眼鏡のようにかけるデバイスです。ユーザーに情報を表示するためのディスプレイを備えており、現実世界を見ながらデジタル情報を確認する事を可能にします。

3DoF / 6DoF機能を実装しており、かつデジタルコンテンツを現実空間の3次元座標上に表示できるタイプの場合、AR(Augmented Reality:拡張現実)グラスと呼ぶこともあります。

具体的には、以下のような事が実現できます。
・作業しながらのビデオ通話(遠隔支援):ユーザーの主観目線映像を遠方の方へ共有し、遠方からの視覚的指示をハンズフリーで得る。
・作業しながらのマニュアル確認:作業に関連する情報をディスプレイに投影し、必要に応じてストレスフリーに情報を確認する。

作業者の手を止めずにドキュメント観覧を実行できるので、現場作業支援としての動画マニュアル活用を推進する事ができるようになります。

同じスマートグラスでもエンターテインメント用途に開発されたデバイスがあります。こちらは「スマホの画面を大画面で見れる」事に根差しており、没入感を高めるためにグラス部分が暗い傾向になります。そのため、現実世界は見にくくあくまでも鑑賞時の周囲確認である作りです。また、スマホ接続を前提とする事が多く、この場合ケーブルが必要となります。一方で、現場支援用途は、上記と比べ臨場感は劣るものの、大事な「現場」を無理なく見るために様々な工夫をこらしています。DX文脈を狙ったスマートグラス導入であれば、現場支援用途のスマートグラスにあらかじめて絞ってご検討する事をおすすめします。

2. 現場支援用途スマートグラスの選定ポイント

現場支援用途のスマートグラスを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。

1. 現実世界の見やすさ

グラスに投影された情報を見やすくする目的で、グラス部分自体を暗くしているデバイスがあります。「作業しながらでの使用」では適切ではないケースがあり、注意が必要です。

2. 取り回しの容易さ

作業中の作業者はストレスがかかっている状態です。デバイス装着の違和感をなるべく減らす事が重要です。グラス自体の重さよりも、より作業者が気になる「ケーブルが必要なのか」「鼻に重さが集中してしまないか」などに、注目しましょう。

3. 無理なく情報が見えるか

ディスプレイが目に近くなることから、「片目でみる」という事が強いられるケースがあります。普段の生活では慣れない使用になるので、なるべく自然に情報がみれる両眼タイプがおすすめです。

4. 表示情報が邪魔にならないか

固定ディスプレイの場合、現実世界に常に情報が出てくるので作業に支障が出ます。必要な時に簡単に見れるように「横に画面を置いておく」体験ができるような3DoFを利用した空間固定ディスプレイが使える、または物理ディスプレイ部分を簡単にどかせる事が好ましいです。

5. 操作性

各デバイスが独自のユーザーインターフェイスを提供しているため、基本的には慣れが必要です。スマートグラス導入が失敗にならないように「操作がシンプル」である事は重要です。デバイス自体に操作パネルがついてるモデルがおすすめです。

6. アプリの豊富さ

スマートグラスの多くはAndroidデバイスです。なので、スマホと同じようにGoogle Play Storeが使えるかというと、、色んな事情があって使えません。そのため、各ベンダーが独自のアプリストアを展開しているケースが多いです。その中に所望のアプリがあるかどうかは、導入後の拡張性に影響します。

3. 現場支援用途でのスマートグラスおすすめ5選

選定ポイントに対して、それぞれ5段階で評価し、表にまとめた結果が下記となります。

 

それでは、厳選したスマートグラスについてそれぞれ詳細を紹介します。

3-1. 操作性が魅力!『INMO Air2』

 

2020年設立の中国スタートアップが開発したワイヤレススマートグラス。3DoF機能が搭載されているARグラスタイプのスマートグラスです。これまでメガネ型スマートグラスと言えば「暗い」「ケーブル接続」というのが当たり前でしたが、その常識を打破しています。弊社としては、搭載OSのシンプルさと、メガネツル部分のタッチパネルで操作できることからくる、「操作性」が最も良いという理由から、この中で一番オススメのデバイスです。後付けで度付きレンズも挿入できるため、メガネユーザーにも優しい設計です。

■選定ポイントに対する評価詳細

現実世界の見やすさ:5
グラスへの投影にウェーブガイド方式を採用することにより、グラス自体の透過度が普通のメガネと同等で、装着していても違和感はありません。

取り回しの容易さ:4
ワイヤレスなので、作業中にケーブルが絡むといった心配はありません。また、鼻パッド部分が大きめのシリコンが採用・および重量バランスが考慮されており、鼻への負担が軽減されるように工夫されています。ただ、ヘッドマウント型と比較すると快適さを劣るため、4としました。

無理なく情報が見えるか:4
両眼フルカラーの投影になっており、目への負荷は低いです。グラス投影型の特長がもつ、「コンテンツを大きく表示する」ことも魅力です。
また、アタッチメントで簡易的なサングラスにする事もでき、野外での情報確認にも活躍します。

表示情報は邪魔にならないか:3
標準搭載したアプリには機能が活用されていませんが、3DoFが搭載されています。Diveのような一部の対応アプリを使うことで3DoFを使った空間固定ディスプレイを使う事ができます。ただ、技術としては完成度はまずまずなので3としました。

操作性:5
スマートグラスのあるあるとしては「操作が複雑」であることです。一方このデバイスの専用OSはシンプルを貫いており、癖を掴むのは簡単です。メガネツル部分にタッチパネル操作部がありこちらで基本的な操作をします。今まで体験したスマートグラスの中では断トツに使いやすいです。

アプリの豊富さ:1
専用ストアも運用されていますが、アプリが全くありません(20個ないくらい)。また、ほとんどがエンターテイメント向けのアプリとなっています。なので、現場支援用途の場合、Dive以外知らないです。

■こんな企業に向いている!

  • 新技術導入時の現場ハレーションを最小限にしたい
  • メガネ型デバイスに魅力を感じている
  • アプリはDiveで十分3

3-2. 最新ARを味わえる!『RayNeo X2』

 

中国の大手家電メーカーTCLから2021年に派生した会社が開発したワイヤレススマートグラス3DoF機能が搭載されているARグラスタイプのスマートグラスです。商品コンセプトはさきほど紹介したINMO Air2と同じです。大手の資本が入っているため、INMO Air2と各選定ポイントで違いがあります。また、軽量型の後継機(重量なんど60g!)も発表しており、今後の発展も期待できます。

※現在、RayNeo X2は日本での技適取得が完了していないため、日本国内で使用は試験的用途になりますので、ご注意ください。

■選定ポイントに対する評価詳細

現実世界の見やすさ:5
グラスへの投影にウェーブガイド方式を採用することにより、グラス自体の透過度が普通のメガネと同等で、装着していても違和感はありません。

取り回しの容易さ:3
ワイヤレスなので、作業中にケーブルが絡むといった心配はありません。重量バランスは良いですが、鼻パッド部分の面積そこまで大きくないので、鼻へ負担が少し気になります。

無理なく情報が見えるか:4
両眼フルカラーの投影になっており、目への負荷は低いです。グラス投影型の特長がもつ、「コンテンツを大きく表示する」ことも魅力です。

表示情報は邪魔にならないか:4
3DoFが積極的に使われれています。この点がINMO Air2と大きく異なります。そのため、Diveのような対応アプリを使うことで3DoFを使った空間固定ディスプレイを使う事ができます。INMO Air2と比較し、技術としては完成度が高めで、画面ブレがしにくく、発光も良いので4としました。

操作性:4
専用OSが若干ごちゃごちゃしている印象で、癖を掴むまでに時間がかかります。メガネツル部分にタッチパネル操作部がありこちらで基本的な操作をします。タッチパネルの感度は良好です。

アプリの豊富さ:2
専用ストアが運用されており、ベンダー自体もデベロッパープログラムを積極的に運用するなど、アプリ拡充にためのエコシステム構築に力を注いでいます。現時点では、多くないので2としていますが、そのうち3以上の評価になっていくと思います。それまでは、現場支援用途に使えるDiveを使いましょう。

■こんな企業に向いている!

  • 長い目で見た新技術導入を検討したい
  • メガネ型デバイスに魅力を感じている

3-3. 実績豊富な現場支援グラス『RealWear Navigator 500』

 

実用的スマートグラス普及に貢献した2015年設立の企業が開発している、エンタープライズ向けスマートグラスです。商品コンセプトは先述のメガネ型デバイスと異なり、ヘッドマウント型です。帽子のようにすぽっとかぶり、小さなディスプレイを目に近づけて使用します。過酷な環境下でのハンズフリー使用を実現するために、徹底的に最適化がされており、操作系は音声認識で行います。

■選定ポイントに対する評価詳細

現実世界の見やすさ:5
標準的な使い方としては、ディスプレイは視界を遮らない位置に配置し、必要に応じて確認するというものです。現実世界を確認するときの邪魔になりません。

取り回しの容易さ:5
ワイヤレスなので、作業中にケーブルが絡むといった心配はありません。ヘッドマウント構造なので、頭全体で支えるので負荷は少ないです。2023年に発売されたNavigatorシリーズから重量も300g以下、
重量バランスも良好なので、長時間利用にも使えそうです。付け心地は、この中で最も良いです。

無理なく情報が見えるか:2
片目で確認する、という操作感なので確認は直観的ではありません。また、焦点を合わせるためにディスプレイを調整するに少し手間取ります。上位機種の
Navigator 520ではディスプレイサイズが大きくなりますが、根本的なところは変わらないと考えます。

表示情報は邪魔にならないか:5
標準的な使い方としては、ディスプレイは視界を遮らない位置に配置し、必要に応じて確認するというものです。現実世界を確認するときの邪魔になりません。また、ハードウェアの接合部も自由度が高いため、調整自体は直観的です。

操作性:3
音声コマンドで操作、を貫いており専用の操作系です。そのため、説明書を見ながらの操作練習が事前に必要です(これをしないと、そもそも何もできないという事に陥ります)。ただ、一回操作を覚えてしまいまえば音声コマンド操作を使いこなすことで、作業しながら使用を効率よくできます。

アプリの豊富さ:5
最も高い評価をしました。専用ストアが運用されており、アプリも豊富でZoomやMS teamsといった一般的に有名なアプリも使用する事ができます。Diveのような手順書システムもいくつかあるので、比較検討の深堀りもしやすいです。

■こんな企業に向いている!

  • 過酷な現場使用に耐えうる実績豊富なスマートグラスを導入したい
  • ディスプレイを大きく表示する、にそこまでこだわりがない

3-4. 老舗の現場支援グラス『Vuzix M400』

 

1997年からエンタープライズ向けスマートグラスを開発し続けている老舗企業のエンタープライズ向けスマートグラスです。商品方向性は、先述のRealWearに似ています。操作系は、音声コマンドではなくメガネ型デバイスのようにツル部分にあるタッチパネルを使用します。特徴としては、豊富な装着スタイルです。テンプルを使ったり、ヘッドマウントしたり、帽子につけたり、ヘルメットにつけたり、、、好みのスタイルを選べるのが魅力です。

■選定ポイントに対する評価詳細

現実世界の見やすさ:5
標準的な使い方としては、ディスプレイは視界を遮らない位置に配置し、必要に応じて確認するというものです。現実世界を確認するときの邪魔になりません。

取り回しの容易さ:5
ワイヤレスなので、作業中にケーブルが絡むといった心配はありません。ヘッドマウント構造のように扱う事もでき、頭全体で支えられるので負荷は少ないです。また、様々な装着スタイルを試す事が出来ます。

無理なく情報が見えるか:2
片目で確認する、という操作感なので確認は直観的ではありません。また、焦点を合わせるためにディスプレイを調整するに少し手間取ります。

表示情報は邪魔にならないか:4
標準的な使い方としては、ディスプレイは視界を遮らない位置に配置し、必要に応じて確認するというものです。現実世界を確認するときの邪魔になりません。ディスプレイ調整時に、固定した場所から動いたりすることがあり、固定にコツが必要です。そのため、Realwearと比較して、評価を4としました。

操作性:3
スマホOSライクなUIですが、操作系が最適化されています。ただ、人によって文字が多く抵抗感が出るかも?と思いました。ツル部分にタッチパネル操作部がありこちらで基本的な操作をします。ボタンもいくつかあり、操作に少し手間取ります。

アプリの豊富さ:4
Realwaer同様に高評価です。専用ストアが運用されており、アプリも豊富でZoomやMS teamsといった一般的に有名なアプリも使用する事ができます。手順書システムはそこまで多くない印象です。
Diveを一回使ってみましょう。

■こんな企業に向いている!

  • 臨機応変に使用者の好みに合わせてスマートグラスを使用していきたい。
  • ディスプレイを大きく表示する、にそこまでこだわりがない

3-5. 圧倒的な画質と空間固定『Think Reality A3』

 

だれもが知るPCメーカーLenovoから発売されているスマートグラスです。6DoF機能が搭載されているARグラスタイプのスマートグラスです。6DoFにより「デジタルコンテンツに近づく」という事ができるのでMR(Mixed Reality:複合現実)グラスとも言えます。商品方向性は、これまで紹介したデバイスと異なり、スマホ接続型のスマートグラスです。この構成は、エンターテイメント用途で多く採用されていますが、このデバイスは現場支援での使用に耐えうるよう機能がリッチ化されているのでリストに入れました。操作パネルはグラス側にないため、スマホでの操作、または視線操作(操作したいボタンなどに目線を向ける操作。Gaze操作ともいう)となります。とにかく画質が良く、6DoFによる空間固定能力が強力のため、あたかも本当に目の前にディスプレイがあるような体験ができます。

■選定ポイントに対する評価詳細

現実世界の見やすさ:3
グラスが暗め、かつバードパス方式のため下方からの映り込みが若干あり、現実世界が少し見にくいです。同シリーズのPC Editionであれば透明グラスのようなので画面暗さは低減されるかもしれません。

取り回しの容易さ:1
ワイヤレスでなくケーブルが必要であり、また専用スマホが必要です。作業中は気になるかもしれません。スマホにケーブル接続した際に、アクティベーションなどがあるためアプリ起動まで少し手間があります。また鼻に重さが集中するバランス感となっています。

無理なく情報が見えるか:5
最も高評価です。
とにかく画質が良く、鮮明にデジタルコンテンツを確認できます。また、発色も良好です。6DoFにより、文字が小さいと感じたら顔/身体を動かして物理的に近づく事ができます。

表示情報は邪魔にならないか:5
現場空間の空間認識機能が優れているため、6DoFによる空間固定能力が強力のため、あたかも本当に目の前にディスプレイがあるような体験ができます。そのため、無理なく「左側にディスプレイを置いておく」といった運用ができます。

操作性:2
グラス自体に操作パネルがないため、スマホでの操作、またはGaze操作(操作したいボタンなどに目線を向ける操作)となります。アプリによって操作方法が異なる事が求められることが予想されます。

アプリの豊富さ:1
エンタープライズ向けにクローズでアプリ展開がされている印象です。アプリ自体はスマホにインストールされるので、Google Play Storeが使えます。しかし、数あるアプリから対応しているアプリを探すのは苦労すると思います。ただ、このデバイスのコンパニオンアプリのTR Homeを使えば、スマホアプリを空間固定で表示するというユニークな機能を使えます。この機能を使いこなせば、この弱点はなくなるかもしれません。専用アプリで、手順書運用を検討されていたらDiveをお勧めします。

■こんな企業に向いている!

  • とにかく高画質・現実感を味わいながら手順書コンテンツを確認したい。
  • 長時間の使用は考えておらず、スポットでの使用で効果を発揮したい。

4. スマートグラスを導入した!アプリはどうする?

市場の観点から見ると、スマートグラス導入のユースケースとしては遠隔支援の文脈が多いこともあり、アプリやサービスは遠隔支援系のものが大多数を占めます。

そのため、冒頭にあった「動画マニュアルの活用」ユースケース向けではほとんど無く、ユーザーはブラウザを開いてPCやスマホ向けに開発された動画マニュアルサービスや、汎用アプリの付属機能を使うなど、最適でないUIに我慢しながら、むりやり使う事が余儀されてしまいます

そこでおすすめしたいのがAR・動画手順書システム「Dive」です。手順分割に特化した動画編集機能により、現場の熟練者自らが動画編集・マニュアル作成ができる特徴を持っています。注目ポイントは、作成した動画手順書はスマートグラスでも使用できる事です。

※INMO Air2のグラスから動画手順書を確認している様子。3DoF機能により、ARとして手順書が空間固定されています。

作成した動画手順書はスマホのみならずスマートグラスにも展開できるので、現場のスマートデバイス普及度・推進度に応じて、着実に動画マニュアル活用を推進できるメリットがあります。また、対応しているスマートグラスが豊富である特徴もあり、本記事で紹介したデバイスは全て対応しています。そのため、デバイスの乗り換え時などにアプリの使い勝手や醸成した現場文化をそのまま維持できます。対応スマートグラスは順次拡充する予定なので、今後も期待できます。
手順書の開き方は、対象手順書のQRコードをスマホから表示しグラスのカメラから自動で読み取るだけです。スマートグラスの複雑な入力系を、シンプル化する工夫がされています

DiveはWebで申請が完結する30日間無料トライアルを使用できます。スマートグラス導入前にスマホを使った導入イメージづくり、またはスマートグラス導入済みでしたら遠隔支援用途以外の模索に是非ご活用ください。

5. まとめ

スマートグラスを使うことで、動画マニュアルの作業中の観覧を容易化する事ができるようになります。

スマートグラスを現場支援用途に考えた時、下記6つのポイントで選定することが重要です。
・現実世界の見やすさ
・取り回しの容易さ
・無理なく情報が見えるか
・表示情報は邪魔にならないか
・操作性
・アプリの豊富さ

スマートグラス用のアプリは、遠隔支援システムが充実している一方、他のユースケース用のアプリ・システムはそう多くありません。「動画マニュアルの活用」に注目する場合、現場ユーザーが簡単に編集・運用できるAR・動画手順書システム「Dive」を導入する事がおすすめです。Webで申請が完結する無料トライアルあるので、ぜひ試してみましょう。

本記事を参考に、あなたの作業者教育の課題解決のために現場用途向けスマートグラスの導入検討が前に進む事ができれば幸いです。

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